遠くまで響かせて

持て余した感情の置き場です

生きる

何も考えられない。

 

彼がいない宇宙Sixも、彼がいないジャニーズも、彼がいない生活も。何も考えられない。

山本亮太くんが大好きだった。

いや今も、大好き。
全てを知っていた訳じゃないし、ファンに見せてくれた一面は彼のほんの一部でしかない。でも彼には人を引き付ける確かな魅力と実力があった。

 

何も間に合わなかった。
何もできなかった。
何も伝えられなかった。
何も返せなかった。

 

いつなら間に合ったんだろう。

 

いつなら守れたんだろう。

 

悔しい。

 

元気をもらってばっかりだった。いつもファンのために色々考えてくれていて、それをしっかり言葉にして伝えてくれていて。なんでそんなにファンの気持ちに気づいてくれるんだろうって、そう思っていた。

 

彼はいつも人のことばかり考えていて。

とにかくガムシャラで、アツくて、本気で、傷だらけになっても前だけを見ていた。
どんなときでも寄り添ってくれて、手を取ってくれた。
そんなあなたに何度救われたか。

 

これから、4人が見ているその景色を一緒に見ていけることを幸せに思っていた。


一生4人は一緒にいるのだと信じて疑わなかったし、こんな日が来るなんて欠片も思ってなかった。

 

私の中には確かに、いつだって笑顔でアイドルでキラキラしているりょうちゃんがいるのに。


私が宇宙Sixを、山本亮太くんを応援してきて感じたことは全部心の中にあるのに、それが全てなのに。

 

動画も、写真も消えて、山本亮太という存在が消されたような、そんな気がして。
なにもかも夢だったんじゃないか。
山本亮太というアイドルがいたことすら夢だったんじゃないか。
夢だったとしたら、良い夢見せてもらったな~なんて、そう思ってしまって。

 

どれだけりょうちゃんが素敵な人だったかを分かってもらえる現場も、動画も、写真も、もう何も残ってない。いない。彼はもうこの世界にいない。

 

こんなことで、こんなしょうもないことで、彼のアイドルとしての19年間が否定されてしまうんだろうか。本当に呆気ない。本当にやるせない。本当にバカ。なにやってるの。

 

りょうちゃんは確かにそんなやつだけど、でも、そんなやつじゃない。


彼の生きるのが下手くそなところが好きだった。最後までりょうちゃんはりょうちゃんだった。


こうやって文に起こすことで落ち着こうとそう思ったけど、うまく言葉に出来なくて苦しい。怒ってる。悔しい。でも感謝もしてる。どうしようもなく悲しい。つらい。苦しい。何も考えられない。考えたくない。

 

とんでもないことして色んな人に迷惑かけたのに、どうしても彼のことは嫌いになれそうにない。

 

気持ちの整理なんて到底つかないし、心にぽっかり空いた穴は多分一生塞がらないし私はこのまま生きるけど、どこかで、あなたが幸せになってくれたら。反省して、今まで関わってくれた全ての方に頭下げて、生まれ変わってね。

 

こんなに好きにさせといて、このままなんて許さない。たくさんのファン泣かせといて。罪な男だね、ほんとに。

どこかで幸せに生きて下さい。お願いだから。私が好きな、みんなが好きな、山本亮太という人は、どうか、どうか、そのままで。

そのどこかがステージ上ならいいな。そんな日を夢見るくらいは許されるのかな。

 

ただ、ただ一つ間に合ったことがあるとすれば、いなくなる前に彼に気づけたこと。

 

 

あなたを好きになったことを後悔はしてない。

今までありがとう。

アイドルのあなたに、出会えてよかった。


これからもずっと大好きなあなたへ。またいつか。